市原市 月崎・田淵
2024.5.18-5.19
風か水やがらんとした空か
ニブロール
2024.5.18-19 | 市原市 月崎・田淵
パフォーマンス
「チバニアン」で世界的に注目を集める国の天然記念物「養老川流域田淵の地磁気逆転地層」を背景に行う、ダンスというよりは「経験」という表現がしっくりくるパフォーマンス。ここで起こった事象について、心象やその時間について、遙かなるときを超えて空想する。約77万年前の地磁気逆転の地層に刻まれた声に耳を傾け、そこに降り積もった記録を経験し、いまここにいる私たちについて考える。
ニブロール
1997年結成。振付家・矢内原美邦、 映像作家・高橋啓祐、音楽家・スカンク/SKANKを中心としたパフォーミング・カンパニー。舞台のみならず、美術館でのパフォーマンス、ビジュアル作品の発表などを行い、身体表現の可能性を追求している。日常の身ぶりをモチーフに現代の空虚さや危うさをドライに提示するその独特の振付けは国内外での評価も高く、身体と真正面から向き合った作品を制作している。東京を主な活動拠点としながら、欧米やアジアなど国外でも作品を数多く発表。2009年「日本ダンスフォーラム大賞」受賞、2004年「森美術館MAMコンテポラリーアート賞」受賞。