アート

大西康明

日本

空洞や余白、日常的には意識されないような「間」や「境界」を、形にとどめにくい素材を用いて再構築し空間を満たすような作品を制作している。内側と外側、表と裏、あるいはその間にある境界部分を可視化することで、人間と自然など、さまざまなものの関係性を問う。近年の主な個展に、「境の石」ポーラ美術館 アトリウムギャラリー(神奈川、2023年)、「Permeating Landscape」Bellagio Gallery of Fine Art(ラスベガス、アメリカ、2019年)、「Reverse of Volume」Weber State University Mary Elizabeth Dee Shaw Gallery(オグデン、アメリカ、2019年)、「Hidden Landscapes」COCONINO Center for the Arts(フラッグスタッフ、アメリカ、2018年)など。主なグループ展に、「TARO賞の作家Ⅲ 境界を越えて」川崎市岡本太郎美術館(神奈川、2023年)、「Sea Art Festival」Ilgwang beach(釜山、韓国、2023年)、「Taoyuan Land Art Festival」Longtan Sports Park(桃園、台湾、2023年)、「SCHLOSSMEDIALE」Schloss Werdenberg(グラープス、スイス、2023年)、「境界を縁どる―石、呼吸、埋立地」福岡アジア美術館(福岡、2022年)、「ART OSAKA 2022 Expanded」クリエイティブセンター大阪(大阪、2022年)などがある。