市原市 駅舎/広域
2024.3.23-5.26 ※火・水定休(4.30・5.1は除く)
里山トイレ
藤本壮介
2024.5.11・5.12 | 市原市 駅舎/広域
パフォーマンス
近年「Anti-Human Education」シリーズとして、犯罪者やネグレクト加害者など社会不適合者とされる人を演じて語る教育論、コロナ禍における学校現場の再現、フリースクールの子どもたちとつくる大人に体験してほしい授業など「教育」をテーマにした授業体験型演劇作品を上演してきた劇団、東京デスロック。今回はシリーズ第6弾として修学旅行を模したツアー型演劇を市原市内で滞在制作し上演する。観客は貸切のバスや鉄道で小湊鉄道沿線にある“ 世界一大きなトイレ” などの藤本壮介デザインによる公衆トイレを巡り、食事と排泄、公共空間とプライベート空間、ジェンダー問題などトイレを巡るレクチャーやレクリエーション、パフォーマンスを体験する。
東京デスロック
多田淳之介を中心に2001年より活動開始。古今東西の戯曲、ネット上のテキストなど様々な題材を演劇作品として上演する。2009年より東京公演休止を宣言。2011年より「地域密着、拠点日本」を宣言し、各地域の劇場やアーティストと共に地域に根ざした芸術活動に参画し海外公演や国際共同制作、文化施設や学校での子どもや市民との協働など幅広く活動する。2013年には日韓合作「카모메 カルメギ」が韓国の第50回東亜演劇賞作品賞、演出賞、視聴覚美術賞を受賞。
ヴィヴィアン佐藤
美術家、文筆家、非建築家、ドラァグクイーン、プロモーター。ジャンルを横断して独自の見解で分析。作品制作発表だけではなく、「同時代性」をキーワードに映画や演劇、都市など独自の芸術論で批評展開。また様々な地方町興しコンサルタント、尾道観光大使など。サンミュージック提携タレント。大正大学客員教授。
岡田智代
1956年生まれ。ダンサー。大学卒業後ダンスから離れ国際線客室乗務員として勤務。およそ20年のブランクの後、活動再開。ソロ活動の他に国内外振付家作品に出演。近年は演劇や美術のパフォーマンスにも活動の幅を拡げる。ヨガインストラクター、アムリタ智代。地唄舞、桐崎鶴丸。静謐な時間と炸裂するエネルギーを併せ持ち、日常とダンスの境界線上を往き来する。
大石将弘
俳優。劇団ままごと、ナイロン100℃に所属。ロロ、ゆうめい、木ノ下歌舞伎など様々な団体の演劇作品に出演。また、劇場外での演劇創作のプロジェクトにも多数参加。2015年、鑑賞者がスイッチを押すと始まる一瞬の演劇「スイッチ」を専門に上演する団体、スイッチ総研を設立。日本各地の芸術祭に招聘され、地域の俳優や市民と共にその場ならではの作品を創作・上演している。
夏目慎也
1975年生まれ。愛知県出身。2001年東京デスロック旗揚げより参加。 主な外部出演作品は、三条会『近代能楽集』『ひかりごけ 三編』、木ノ下歌舞伎『黒塚』、『東海道四谷怪談―通し上演―』、劇団しようよ『セミヘブン』など。自転車と釣りとガチャガチャが好き。
佐山和泉
俳優。七九年東京都出身。出演作に『外地の三人姉妹』(KAAT×東京デスロック)、『父の死と夜ノ森』(屋根裏ハイツ)、『義経千本桜ー渡海屋・大物浦ー』(木ノ下歌舞伎)、『その森の奥』(青年団国際演劇交流プロジェクト)、『町の形見』(青春五月党)等。
原田つむぎ
撮影:コムラマイ
俳優。1993年うまれ、福島県出身。日本大学芸術学部演劇学科演技コース卒業。2015年より多田淳之介主宰「東京デスロック」のメンバーとなり、2019年からは額田大志主宰「ヌトミック」にも参加。また、小劇場を中心に衣裳も行う。現在は福島県国見町地域おこし協力隊としてまちづくりにも関わっている。
加藤仲葉
舞台芸術の制作者。会社勤めをする傍ら2010年より活動を行い、2013年よりフリーの制作者となり、2014年よりままごとの劇団員となる。他団体の公演制作、芸術祭での公演運営、公共ホールでの市民劇制作等、全国各地の劇場からまちなかに至るまで、様々な場所で、様々な人と演劇とを丁寧に結ぶ仕事を手掛けている。