内房総アートフェス

親子で楽しめるモデルコース(車)

体験型アートなど、子どもも大人も楽しめる作品を中心に車でゆったり巡るコース。

10:00 内田未来楽校(2作品)

内田未来楽校(2作品)

古い木造校舎に出現する巨大なオブジェは、イ・ビョンチャンの作品《クリーチャー,2024》。プラスチックやビニールでできた本作は、まるで呼吸しているかのように収縮します。隣の教室に入ると、無数の袖凧が中央の球体に集まって飛んでいく、角文平の《Homing》が来場者を迎えてくれます。のんびりした外観とは全く異なるエネルギーに溢れた2作品は、観る者を圧倒し、校舎全体に新たな息吹をもたらします。
  

  
【作家】角文平、イ・ビョンチャン
【駐車場】内田未来楽校(市原市宿174-8)

10:20 移動(10分)

10:30 千田泰広「アナレンマ」

千田泰広「アナレンマ」

手作業で立体的に編まれた膨大な量の糸と、光を用いたインスタレーション作品。糸(一次元)と光の平面(ニ次元)の交点に作品が現れては消えていく。足を踏み入れた瞬間、無数の光が飛び交う幻想的な空間が広がります。
  
【駐車場】牛久会館(市原市牛久139-1)

10:45 移動(20分)

11:05 旧里見小学校(7作品+ランチ)

旧里見小学校(7作品+ランチ)

校舎内には公開制作中の作品や工場(こうば)、グラウンドには遊具の作品もあり、常にクリエイティブな賑わいがある旧里見小学校。カフェ「SATOMI HIROBA」では、レトロでカラフルな机と椅子で、特製カレーやホカッチャサンド、生いちごみるくや珈琲などをお召し上がりいただけます。さらに、体育館を全面的に使い、市原市の工業夜景をつくりあげた豊福亮《里見プラントミュージアム》(上記写真)は必見。ヘルメットを被り、懐中電灯をもって歩いてみましょう。ワクワクする体験ができるはず。
  

  
【作家】アレクサンドル・ポノマリョフ、ソカリ・ドグラス・カンプ、森靖、エルヴェ・ユンピ、EAT&ART TARO、カルロス・ガライコア、豊福亮(角文平、栗山斉、千田泰広、原田郁、柳建太郎)
【駐車場】旧里見小学校(市原市徳氏541-1)、徳氏会館(市原市徳氏275-1)

13:30 移動(50分)

14:20 富津公民館・富津埋立記念館

富津公民館・富津埋立記念館

富津公民館と隣接する富津埋立記念館。特に小さいお子さんに喜ばれるのが、富津埋立記念館にある武藤亜希子の作品(上記写真)。布で作られた稚魚や稚貝たちを触ったり場所を移動させたり。もう少し大きいお子さんにはすぐ近くにある岩崎貴宏の作品がおすすめです。黒い海に浮かぶ工業地域。実は600リットルの醤油の海に、本物の海苔で作った工業地域が浮かんでいます。大人も笑ってしまうユニークな作品。畳にみんなで寝っ転がってご覧ください。
  

  
【作家】武藤亜希子、岩崎貴宏、中﨑透、五十嵐靖晃
【駐車場】富津公民館(富津市新井932-34)

15:00 移動(35分)

15:35 クルックフィールズ(13作品)

クルックフィールズ(13作品)

最後はクルックフィールズでゆったりと。クルックフィールズは木更津市にある広大な敷地で「農業」「食」「アート」「自然」の循環を体験できるサステナブルファーム&パーク。島袋道浩をはじめ、名和晃平、草間彌生、オラファ―・エリアソンなど注目の作品群も新たに設置されました。広大な敷地内を歩くだけで楽しい施設ですが、アート巡りに疲れたら食事やショッピング、宿泊もOK。
  

  
【作家】島袋道浩、淺井裕介、草間彌生、カミーユ・アンロ、Chim ↑ Pom from Smappa!Group、ファブリス・イベール、アニッシュ・カプーア、増田セバスチャン、オラファ―・エリアソン、名和晃平(※オラファ―・エリアソンは4/18以降の公開)
【駐車場】クルックフィールズ内(木更津市矢那2503)

16:50 帰路へ