海沿いの富津~市原市南部の里山の広範囲を走破するコース。合計40作品ご覧いただけます。
西コースAで富津埋立記念館へ
富津市は南北約40kmの海岸線の多くが自然海岸で、東京湾に突き出た富津岬が代表的です。岬先端の富津公園には、明治百年記念展望塔やジャンボプールなどがあります。周辺では、潮干狩りや海水浴などのレジャー、県下最大の生産量である海苔の養殖や、潜水士による貝類の採取も行われており、そうした海の要素を取り入れた作品を展開します。
【作家】五十嵐靖晃、武藤亜希子、岩崎貴宏
【駐車場】富津公民館敷地内
※バス到着後、開始時間前に富津公民館周辺の「網の道」を鑑賞し、10時開始とともに、富津埋立記念館の「海の森ーA+M+A+M+O」と「カタボリズムの海」を鑑賞
西コースCでクルックフィールズへ
クルックフィールズは、木更津市にある広大な敷地で「農業」「食」「アート」「自然」の循環を体験できるサステナブルファーム&パーク。島袋道浩をはじめ、名和晃平、草間彌生(上記写真)、オラファ―・エリアソンなど注目の作品群も新たに設置されました。敷地内を歩くだけで楽しい施設ですが、アート巡りに疲れたら食事やショッピング、宿泊もOK。
【作家】島袋道浩、淺井裕介、草間彌生、カミーユ・アンロ、Chim ↑ Pom from Smappa!Group、ファブリス・イベール、アニッシュ・カプーア、増田セバスチャン、オラファ―・エリアソン、名和晃平(※オラファ―・エリアソンは4/18以降の公開)
【駐車場】クルックフィールズ内(木更津市矢那2503)
東西横断コースで市原湖畔美術館へ
常設作品群に加え、毎回クオリティの高い企画展を実施している市原湖畔美術館。今回は海外作家4名を招き、企画展「ICHIHARA×ART×CONNECTIONS-交差する世界とわたし」を開催中です。市原市は全国・世界から移り住んだ数多くの人を受け入れ、人口の50人に一人が海外にルーツを持っているそう。その歴史や文化に光をあてた企画展です。美術館の美しい建築や敷地内のレストランも楽しめます。
【作家】ディン・Q・レ、リーロイ・ニュー、リュウ・イ、チョ・ウンピル、KOSUGE1-16、クワクボリョウタ、アコンチ・スタジオ、木村崇人、鈴木ヒラク
【駐車場】市原湖畔美術館(市原市不入75-1)
東コースCで月出工舎へ
旧月出小学校を改修し、2014年から作品を展開する月出工舎。校舎や体育館、グラウンド、プールだけでなく、周辺の空き家や敷地まで計14作品という多数の作品をご覧いただけます。1階ではカフェもオープン。また会期中アートキャンプなどのイベントも実施しています。
【作家】岡田杏里、鈴村敦夫、塩月洋生、チョウハシトオル、ヘラルド・バルガス、石川洋樹、灰原千秋、岩間賢、竹村京、中根唯、毛利悠子、岡博美、田中奈緒子
【駐車場】月出自治会館(市原市月出1060-1)