アート

槙原泰介

日本

1977年広島県生まれ、千葉県在住。2003年武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース修了。2009 –2011年文化庁新進芸術家海外研修員として渡英。「修復」や「修景」を方法とし、特定の空間や環境そのものを相手とする槙原のインスタレーションには、人工物と自然物の両方が同居している。作品がそうあることは、その場所が持つ歴史や時間もまた、自然「的」・人工「的」なものという、不完全で補完し合った関係であることを露にする。2020年に東京湾の干潟を中心としたリサーチを開始し、昨年木更津市に移住。干潟で自然と芸術の関係性を考えるアーティストと研究者によるプロジェクト「Art and Tidal Flats」を立ち上げた。 他、近年の展覧会に「それぞれの山水」(駒込倉庫、2020年)、「都会化された荒野で」(南相木村山荘 、2022年)、「アーバン山水」(kudan house 、2023年)、「都会化された荒野で」(SUNDAY、2023年 )などがある。